漆黒 能代 sikkokunosiro’s diary

主に思い出を書いています。いつか現在に追いつきます。

『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』の感想 ※ネタバレあり

今日は思い出じゃなくちょっと番外編。

現在公開中の『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』を見に行ったので感想会。

(あくまで素人個人の感想です。途中で「この部分こうしたほうがよかったかも」とか言いますけど「へっ 素人が偉そうなこと言ってらあ」とでも思っていただければ結構です)

話の流れはだいたい原作と同じでしずかちゃんとパピの人質交換で二人とも助かるという部分が決定的にちがいました。たぶんパピが助かったのは退任式のスピーチや今となってはお決まりのゲストキャラとのび太トークにつなげるためだったんじゃないかなと思います。

この人質交換でしずかちゃんが解放されたときのコミカルな走り方が原作リスペクトを感じました。

そしてパピが助かったことによりピリカ星に行く理由がなくなるので、パピの姉、ピイナを助けるべき存在として新しく作ったんだと思いました。ここで少し惜しかったのがピイナとパピとの関係をもうちょっと家族らしい描写があったほうがよかったかなと思ったこと。これだとパピにとってピイナが姉じゃなくてガールフレンドでも成立するやんと思いました。

ただ、最後らへんでピイナがたぶん両親?と思われる写真が入っているペンダントを見ていたのでなにか裏設定がありそうな気がする。パピが両親のことを全く語らなかったのもよけいに怪しい。

そして待ってました、スネ夫の大活躍。前作と同じくしずかちゃんの「私だって怖いわよ。~~」からの登場かっこいいですね。しずかちゃんをかばって大爆発に巻き込まれるシーンは迫力がすごくて興奮しました。というかこの映画バトルシーンが全部大迫力でした。でもスネ夫が攻撃される前に味方がPCIAの戦闘艇にあっさり負けるとかいう描写があったほうが相手の恐ろしさがわかってもよかったかもしれない。まあドラえもんは人の死亡は基本NGなのでしょうがないんでしょうね。相手の戦闘艇もちゃんと

無人”だしね。

そしてちょっとした気づきなんですけどパピがジャイアンに胸ぐらをつかまれるシーンが『映画ドラえもん のび太の宝島』でフロックがジャイアンに胸ぐらをつかまれるシーンに似てるなあ~と思いました。(顔に入っている影の線とか)

あと、いつも映画出演率の低い出木杉君がオチに出てきたことがうれしかったあ。

「これ、どうやって撮ったの?!」って言うときの出木杉らしからぬ驚いた顔もよかったです。

さあ。いろいろ話しましたがこれで最後。

映画の終わりに来年の映画の映像がちょっとだけ流れるシーン。毎年これで来年の映画は何かを予想するのが楽しみなんですよ。

今回のはたくさんの雲が流れていてその上から巨大な飛行船が出てくるという映像でした。雲が出てきたとき「雲の王国」かなあと思ったんですけど飛行船はでてなかったし、飛行船がでてくるといって思いつくのは「創成日記」かもとも思いましたがあんまり空のイメージがないのでこれも違う。

まあ連続リニューアルはないと思うので予想しても無駄かもしれません。

また来年を楽しみに待ちましょう。