漆黒 能代 sikkokunosiro’s diary

主に思い出を書いています。いつか現在に追いつきます。

「かがみの孤城」の感想。ネタばれ、しないよ

先日見に行った映画「かがみの孤城」が面白かったので感想を書きます。

ネタバレはなしで、あくまで紹介だけにしときます。あらすじは省略。

えっと、

いじめの描写がとてもよかったですね。いじめられた経験がないのでこれがリアルなのかどうかはわかりませんが本当に怖くてこれは不登校になるよね、という感じでした。

七人もいるので不登校の理由を深くは描き切れない人もいましたが特にキャラが薄まることはなくそれぞれ個性があったと思います。

脚本がワクワクします。これは個人的にですがおんなじような立場の人が勢ぞろいするの好きなんですよね。ちょっと前に「すずめの戸締まり」も見にいって。その映画は伏線がたくさんあり最後に回収があるんですがまだわからない部分もかなりあって、分析が必要な作品だと思うんです。でもこの「かがみの孤城」は伏線がたくさんありつつも最後にちゃんと全部回収してくれます。ごちゃごちゃせずきれいに。単に見落としているだけかもしれませんが終わった後はとても満足感がありました。

たぶんこの映画、脚本の四分の三くらいもらえればあとの話は自分で考えつくことができます。あの、別に脚本が先が読めるとかいうわけじゃないんです。話のいたるところがしっかりと絡み合っているというか、突拍子もなく出てくるものがないというか。とにかくよく作られています。話の転がし方としては新しいなというところはそんなにないんですがすごく面白いです。王道を突き進んだ感じです。偉そうですけど。

そしていい映画になるために絶対必要なもの、音楽ですね。これもよかった。神秘的、壮大な音楽でした。いろんなシーンで「アアアアアア~ア~」というメロディを(字でおこすわからないですけど)アレンジして使ってました。このメロディが入る前に溜めがあって、「アアアアアア~ア~」がきて衝撃が走ります。

さあ、長くなりましたが「かがみの孤城」、よさわかりましたかね~。少しでも興味が出てくれば嬉しいです。では。

 

自分語り

先日見に行ったと書きましたが本当は見る予定なかったんですよ。すずめの戸締まりの二回目を見るつもりだったんです。でもちょっと遅れちゃって見れなかったので何見ようかな~あ、「かがみの孤城」っていうのがすぐ見れるぞ、これにしよう。

という流れでこの映画を見ました。そして大満足しました。

調べたところ原作は小説みたいですね。気になるから読もうかな~。