漆黒 能代 sikkokunosiro’s diary

主に思い出を書いています。いつか現在に追いつきます。

偉そうなこと言っててすみません

この前の「進化」の続き。

ここまで人間の生態的な進化についてか書いてきましたがおそらく人類は技術的な進化の方が速いと思う。

これからは映像技術が進み、カードゲームのアニメでモンスターが直接出てくるやつが実際にできるようになると思う。もしそれがお金がかかりすぎて難しいのであればVRとかで何とかならないでしょうか。

そして一番生活に関わってくるのがメタバース。(ネット上で人と会うやつ)

あれをVR状態でできるようになり、そのうち脳に針をたくさん刺して脳波を測定し、脳の”意識”の部分だけでその世界に行けるようになるのでは。さらにさらに技術が進化し、”意識”の部分を取り出しコンピューターの中に保存できるようになれば体の部分が必要なくなる。体は腐ってなくなってもコンピューターが壊れていなければ自我はあるので「生きる」ことができる。これを全人類が一斉にやれば誰も苦しまずに自分だけの世界に行ける。もはやネット上で他の人とコミュニケーションをとる必要なし。自分の欲望のままにすべてを成せる。

この世界なら好きな芸能人の楽屋に勝手に入りこみサインをもらうことが可能。毎食ご飯に金箔をのっけて食べることも大阪城ホールのような声のひびく場所で思いっきり

「ワー!]と叫ぶことも可能。夢の世界です。

ただ、何でもできる世界ははたして楽しいのか。人間は苦があるからこそ喜びを感じられる。たまにハンバーグを食べることになると嬉しいのは今までずっとめざしとたくあんだけだったんじゃないのか。逆上がりできるとうれしいのは今まで「ふとん」とか言ってずっとぶら下がってたからじゃないのか。

何でもできる世界でわざわざ苦しい道を選ぶはずがないし、めぐりあわせもない。結局何が起こるかわからない、楽しみも苦しみもある今を生きるのが一番いちばんいいのかもしれません。