漆黒 能代 sikkokunosiro’s diary

主に思い出を書いています。いつか現在に追いつきます。

俺たちの戦いはこれからだ

キーンコーンカーンコーン。

学校の昼休みです。前は校庭にでて鬼ごっこやかくれんぼをしていましたが最近はみんな教室にいることが多くなってきました。UNOやトランプが飽きられてくると他の遊びに手を出し始めます。

まず始まったのは手作りすごろく。ノートにマス目と指示を適当に書いて、消しゴムをコマ代わりに遊びます。簡単に作ったものでも意外と楽しめます。指示が腹筋とか一発ギャグみたいな普通のすごろくにないものだと盛り上がります。ただ、誰かが縦五マスに「腕立て伏せ100回」と書いたせいで全員筋肉断裂を引き起こし、やめました。

次はカブ。ブラックジャックの九にするバージョンみたいなゲームです。「じゃりン子チエ」という漫画で見て面白そうだと思ったので友達を誘って親として遊びました。賭けるものがないので碁石を一人五つずつ配ってかけ金代わりにしました。けっこう長い時間楽しんでいましたが、カイジみたいなテンションになり始めたとき先生に止められやめました。やっぱ博打はあかん。

なんかないかと思っていたとき、武志君が人狼ゲームを自分で作ってきたのでみんなでやりました。これが大ヒット。やりたいという人が多く、定員をしぼってまで遊ぶようになりました。そして役職もどんどこ増えていき最終的に「ゴリラ」という役職が出てきたとき「ん?」となりました。本当にそんな役職あるのかしら。複雑になりすぎた人狼ゲームもそのまま衰退していきました。

人々はその後も娯楽を求め続ける。