漆黒 能代 sikkokunosiro’s diary

主に思い出を書いています。いつか現在に追いつきます。

未来に向かって

受験も終わっていよいよ卒業が見えてきました。

毎週遊びに来る友達とゲームをする楽しみ。これもあとちょっとで終わるので大事にしたいです。遊んだのを録画して編集し、動画として友達に見せ、マインクラフトで遊べる舞台を作るという、今考えると割と大変なことやってるな~という感じですが、これを頑張ってました。しかしあと一か月くらいのところで新型cウィルス襲来。

最初はなんか外国で流行ってるな~って感じでしたがあっちゅうまに休校に。当然遊びもできず。毎年六年生は卒業式でちょっと暇な時間あっていいなあと思っていたんですがちょっとどころじゃなくすんごい暇でした。

学校は休みになりましたが卒業式だけはあるらしいです。せっかくなので今まで作った動画をDVDにして友達に配ることにしました。喜んでくれるかはわかりませんがとりあえず残りを編集することに全力を尽くします。

そして当日。服装はいつもみたいな私服ではなくびしっとしたスーツでいきます。サラリーマンっぽくなりました。みんなもだいぶきまってます。

朝、出会ってさっそくDVDを渡します。苦笑いしながら「すごいね……」と言われました。褒め言葉なのかどうか、あやしい言い方。でもうれしいです。

卒業式では定番の「みんなで頑張った、○○○○!」というのはなくいきなり卒業証書でした。一人ひとり名前が呼ばれて行きます。六年間同じクラスだったので間こじれることもありましたが今思うとベストメンバーでしたね。出会いに感謝。

歌は「旅立ちの日に」です。練習時間がなかったので全員同じパートを歌うことになりましたがそれでも感動。さみしいような思いが歌う前はありましたがそれぞれの道へ、がんばろう、という気持ちになりました。

最後は学校の門の前で記念撮影。このときは十二歳ですからほとんど人生の半分、体感でいったらそれ以上の人生を一緒に過ごした仲間です。もうおそらくこのメンバーが全員集まるということはない思いますがだれも悲しそうな顔はしませんよ。笑顔にあふれる写真です。みんな楽しい人たちでした。ありがとう。

そして何百回と通った学校の門をでて、少年たちは一歩大人になります。