漆黒 能代 sikkokunosiro’s diary

主に思い出を書いています。いつか現在に追いつきます。

「投手が投球動作にはいったら打席を移動できないことくらい、小学生でも知っている!」

最近昼休みに「手打ち野球」という新しい遊びを始めました。

ルールは普通の野球とあまり変わりませんが違うのはボールがドッチボールに使うボールということとバットがないのでそれを手で打つことです。

あと、審判になりたい人なんていないので判定はその場にいる人たちで決めます。

リプレイもないのでいったん抗議に入ると結構時間がかかります。(最後は多数決)

ルール説明も終わったんでいざプレイボール。

ちなみに筆者は五番サードです。五人しかいないので打順は一番最後。

一回表。相手の攻撃。

こちらのエース大海君がいきなり四球と死球でピンチ。

ここでサードにゴロがきたので華麗に捕球して一塁へ送球。

塁上に誰もおらず出塁を許す。

その後もエラーと被安打と乱闘を重ね一回表で三点を取られる。

反撃にでたい打線は三者連続三振で敗北ムードが漂う。

向こうのエースの暴君は野球クラブに入っていてコントロールも急速もいいので全く打てない。

対して大海君は球は早いがコントロールはいとわろし。

そして二回表。ここでも制球が定まらず二失点。

勝利は絶望的かのように思われたが二回裏。大海君が安打で出塁。

むかえた筆者の打席。きっちり送りハンドをきめてあとに託す。

武志君がボールを地面にたたきつけて内野安打。

しかしあとが続かずツーアウト。

打順は四番の大海君だが大海君は塁上にいるけどどうするんだろう。

すると相手がその場合はアウトといってきたのでちょいちょいちょい。

屁理屈がとびかい乱闘騒ぎ。勝負の世界は大変です。

結局ランナーはそのままで次の打者が出るということになりました。

ということであわてて打席へ。

普段は左打席なんですがこの前野球漫画でやっていたことをやるために右打席に入ります。

ピッチャーが投球モーションにはいった。今だ!

右打席から左打席に飛び移りヒットを放ちました。

しかしこのプレーに敵は当然のことですが抗議。結果ルール違反でアウト。

と同時に昼休み終了のチャイムが鳴り試合終了。負けました。