漆黒 能代 sikkokunosiro’s diary

主に思い出を書いています。いつか現在に追いつきます。

なんかここだけへこんでるぞ?

今日は結構本格的なテストがあるらしいです。

まだ小学三年生なのでそんな大した問題は出ないんですがみんなこういうテストは初めてらしく、教室に入るとだまって教科書を読んでいました。

一時限目 国語。

配られた問題用紙に興味津々の一同。光で透かして中を見ようとしている人もいる。

キンコンカンコーン 勝負の鐘がなり一斉にスタート。

ぶ、文章問題長すぎ。 普段漫画ばっかり読んでるから文字だけの物語が全く頭に入らない。

結局集中がぶつりぶつりと切れて最後まで終わりませんでした。

塾に入っている実力を見せなきゃいけないのに……まずい。

 二時限目 数学。

けっこう計算は得意なのでうまくいった気がする。

休み時間にみんなできなかったところを話し合っていたけどそこはできていた自身があるのでなんとなく安心。←点数よりも順位が大事なタイプ。

三時限目 理科。

基礎知識は全くないけど実験だけはまじめにやっていたのでそこそこ取れた。

虫眼鏡で本当に火がついた時の感動は今でもずっと覚えている。

四時限目社会。

全然わからない。社会はあまり興味がなくていつもノートだけ書いて終わってたせいでほとんど回答できない。

理科もそうだったけど範囲がせまくて問題も少ないので一問一問の配点がかなり大きい。

数日後、運命のテスト返し。

四百点満点中三百二十三点。ウッ! 轟奇君に三点負けた。

平均は三百点なので順位はまあまあ高め。

五角形のグラフで各教科何点だったかがわかるようになっています。

あれ? 四教科しかしてないのに何で五角形なんだ。

ん? なんだこれ 「やる気」? まるで教科の一つかのように変なものが混ざっている。

グラフを作るために適当に入れたとしか思えん。しかもやる気の評価は「0点」。

ふつう0点とかとったら悔しくてたまらないけどなんだろう……

やる気0はあまり悔しくない。