漆黒 能代 sikkokunosiro’s diary

主に思い出を書いています。いつか現在に追いつきます。

このおかげで係の人の名前覚えた

今日は体育大会です。高校生版の運動会みたいなものです。

練習がなんとたったの二週間ほどしかなく頑張って頭に叩き込みました。と言っても選手としての出場は玉入れと入場行進くらいしかなく、忙しさの原因はPA係の仕事です。競技中の音楽を流したり、マイクを使って生徒に指示をするための機材を先に昼休みの間に運んでおかないといけません。巨大スピーカーとミキサーをとコードを台車に乗せて運んでいくのは重労働です。そして練習が終わった後は片づけ。雨が降った日の練習の後はコードに着いた泥を落とさないといけないので雨水が流れて行っている水路に流しそうめんのようにコードを流したあと雑巾で拭き取ります。水路にはどこからもぐりこんできたのかはわかりませんがカニがいました。

本番は選手として座席でぼうっとしてました。高校生の盛り上がりというものは本当にすごくてどの競技でも応援の熱でテントが揺れていました。部活動対抗リレーは楽しかった。みんな部活のときの服装で参加し、剣道部と弓道部は明らかに不利そうでしたがしっかりとした走りを見せていました。部員の少ない女子ソフトボール部が全勢力で陸上部に勝っていたり、応援団がバトンを持たずに走って開始早々逆走して取りに帰るなどドラマも数多く残っていました。

三年生はフォークダンスがあり、いい組み合わせになった時は周りから黄色い歓声が聞こえる感じでしたがそうでない組は互いが目も合わせず。差が激しかったです。

大会終了後、PA係は打ち上げとして焼肉屋さんに行くことになっており、いったん家に帰ったあと時間に間に合うように向かいました。グーグルマップでは徒歩三十分と書いてあったので予約時間の十分前くらいに着く予定で向かったのですが十五分くらい前に着き、店の前には誰もおらず。店の看板の前でアリの群れの行方を見ていると砂糖さんがやってきました。登山の時もオシャレな色のジャージを着ていたけどこの人私服は基本オシャレなんだなあ。と思っていたら続々とオシャレ人間たちがやってきて、自分がオシャレでなかっただけだということに気づきました。

入店。机は二つあり人数的にもちょうど一年生と二年生で分けられました。緊張のせいか肉の味は覚えてませんが、焼けた肉入れてくれたり、何が欲しいか聞いてくれたり、みんなが優しかったのは覚えています。トークもいい感じにふってくれてそこそこ話せました。声がいいとほめてもらって、名前をかっこよく言ってあげるという謎のコーナーも行われました。

お腹は二時間食べ放題の後とは思えないほど余裕がありましたが、心は満足です。帰る際に「今日楽しかった?」と聞かれたので「はい!」と元気よく答えたら笑われました。

どうかお元気で

前回の続き。

今日の予定、とくになし。ゆっくり朝ごはんを食べ終わったころ、浩気たちが合流。美杏が選んだアニメをみんなで見ていました。(呪術廻戦とかサマータイムレンダとか)

それが三時間くらい。

そのあとおばちゃんのところに行こうとなり、みんなで出発。おばちゃんと言っても本当におばというわけではなく昔からお父さんたちがお世話になっていたご近所さん的ポジションの人らしいです。(いうほど近所でもないけども)。こういうつながりは大事にしたい。「あ~大きくなったね~」とお出迎え。元気そうでよかった、思うのですが前回来た時にいたおじちゃんは数年前に亡くなっています。本当に物事の移り変わりとは激しいものです。出してもらったお菓子を食べながらテレビで甲子園を見ていると、なにやら後ろから楽しそうな声が。えっと…文字では説明しづらいのですが、そこではお父さんが、見つけた不思議な色のリングをいろんなものに見立てて一発ギャグをしていました。一か所空いてたので「視力検査」とか「カチューシャ」とか言って浩気と美杏を笑わせていました。そういえばお母さんにお父さんとの思い出話を聞いたんですが、会社帰りに食事に誘い、急に机にあるコースターを持って「これでなにかギャグをしてください」と言ってきたらしいです。やってることが今と全然変わってない!

家に戻り、お昼ご飯の焼きそばを食べた後、麻雀を始めました。今日は仕事休みの淳官くんが参加。そしてこの人、とんでもない役を張ってきた。まず南切りでポンしてきてさらにその巡目で白もポン。この時点ではあ、引きいいなくらいにしか思ってませんでしたが、その後西もポンしてきたころでざわつき。これはまずい万が一あとを全部字牌でそろえられたら字一色役満です。まだ巡目も早いのでありえない話ではない。なら今持ってる字牌は早めに切っておいたほうがいいか?と思って東を切るとこれもポン。役満まであと一枚にしてしまいました。これは本当にまずい。今役満食らったら一発で箱であります。しかし、昨日の記憶よぎる。小三元、もうちょっとで大三元行けそうな手がリーチのみにつぶされたことを。ここはこの局は流し気味で誰かがカス手で上がるのを待つ。

そして要望通りの中のみにつぶされる役満。ちょっと見てみたかった気もする。

夜ご飯は外食。この旅行は食べて麻雀した記憶しかない。たぶん二キロは太りました。机の関係で自分、浩気、お父さん、淳官くんの漢席。次々やってくる料理。こういういろんな種類のものが楽しめるのはいいですね。鶏肉が歯ごたえ抜群、というか皮が全然かみ切れなかった。お父さんが好き中にみそは向こうの人には全然人気ありませんでした。すすめられたのでちょっと食べてみましたが、あさりが液状化したみたいな味がしました。

食事中は淳官くんに非常に大事な将来に関係しそうな話とそうでもいなさそうな話をしてもらいました。でも、ごめん、あの日の賑やかな感じのせいかあんまり覚えてない!

心の奥底にはしみ込んでいるので許してください!優しそうな笑顔は覚えてます。

三日目。

朝起きて居間にいってご飯を食べ、趣味で進めていた漫画の続きを書いていました。浩気たち到着。優子が右衣に「漫画描いとる、すごいね」と言っていました。思えば今回の旅行で初めてこっちに興味持ってくれたかもしれない。浩気も注目している様子。

ちょうどいいのですでに描きあがっていた二話までを渡して読んでもらいました。反応は、まあ、うん。「上手い」とは言われましたがギャグマンガなので「面白い」言ってほしかったー!お笑い芸人があんまり言われたくないやつと一緒です。ネーミングの豪快さはウケてました。

昼頃になり、そろそろ帰る時間駅までおばあちゃんが車で送ってくれるそうです。車に乗り込むと家の前でみんなが見送りしてくれました。次会うのいつになるかわかんないけど、変わり果ててるかもしんないけど、今回ちゃんと話せるか心配だったけど、とりあえず楽しかったよ、ありがとう!じゃあね、ばいばい。

駅でおばあちゃんともばいばいして我らの街へ戻ります。電車でガタンゴトンと揺られながら頭の中でこの三日間を振り返っているうちに寝てしまいました。

食べ疲れた。

いやそれでも人生の大博打を…

高校入学してから激動の一学期が終わり、夏休みが始まりました。

ということでコロナ始まって以来ずっと行ってなかった父方の実家に帰りました。約五年ぶりです。話ができるか非常に不安であります。となりの妹(中一)も不安そうです。お母さんは仕事休めなかったので三人で帰省しました。行きは電車で三時間くらいかかりましたが個人的に描いてた漫画のアイデアを考えているとあっという間に終わりました。二話までは書き終わっているので話のネタがなくなったら見せようと思います。

家に着き、入ると、「大きくなったなあ~」というザ親戚のお迎え。ちょっと説明が難しいのでここで丁寧に言っておくと、お父さんは三人兄弟で、長女の繭美さんとおばちゃんが一緒に暮らしておりその娘である美杏も以前は一緒に住んでいましたが今は大学生なので一人暮らしをしています。その美杏もちょうどお盆休みなので帰ってきていました。そして次女の美檣さんとその旦那さんの淳官くん(まわりがくんで呼んでるからくんで呼びます)とその息子である浩気、娘の優子と右衣。この一家はおばあちゃんの家の近くに住んでいるので帰省した時はやってきて一緒に親戚トークを繰り広げます。

荷物を片づけ、近くに住んでいるおおばあちゃんへの挨拶も終え、ご飯の時間。大皿料理がどんどこでてきておもいおもいにとっていきます。この山賊感が好きです(悪口ではなく)。そして食べ終わったあと、だらだらとしゃべっていると、日が暮れてきました。ここで登場するのが花火。これができるのが田舎のいいところ。ろうそくに火をともし、玄関に立て、順番に火をつけています。どれがどういう花火だとか確認せずにやってしまっているのでいきなり線香花火を引いてしまったり、ろうそく吹き飛ばす勢いの炎がでたりします。線香花火に今年の運勢を見る、というのはみんなやっていうることなのでしょうか。秒速で火が落ちていったんですが今年どうなるんだろう。

一通り楽しんだ後ふと空を見上げるときれいに星が光っていました。最近むすっとしてることが多かった妹が「すごっ…」と言っているのを見て嬉しくなりました。

さあ、ここで今日は終わるわけじゃないぞ!順番にシャワーを浴びつつ、居間では麻雀が行われていました。麻雀出来る人って学校ではほとんど見たことないんですがさすがは一族のDNA。ほぼ全員が山を作る時の両手で挟むやつができます。

この日とても調子が良く、白三枚、中三枚、發一枚のうまくいけば大三元まで見える待ちでした。しかし、これがリーチのみにつぶされるのも麻雀の厳しいところ。変に欲を出さず、堅実なところで決めろ、という人生にもつながるものを感じます。

先生からもらったスイカバーおいしかった

今日はクラスマッチです。生徒がそれぞれ選ばれた種目で優勝を目指しながら戦います。競技はサッカー、卓球、ボッチャです。どの競技にしようかなと思っていたところいつまにかもう決まっていたらしいです。体育の時間に「競技ごとに分かれて練習しろ」と言われたのでね。とりあえず人数に不足がなさそうなサッカー集団に加わることにしました。

サッカーはあんまり経験がないので練習せねば。うちのクラスにはサッカー部がたくさんいるのでドリブルするときは用なしです。なので誰もいない相手コートの近くで味方のパスを待つ役です。しかしさすがはサッカー部。パスも非常に強力であり全く受け止めることができません。どうやったら使い物になるだろうかと考えていたところ野球部の人に「お前は相手にタックルして、ボールを奪え、なんか言ってきたときは俺たちがついてる」と言われました。特攻の役目ということか…

当日。最初に全校生徒で講堂で開会式をしたあとそれぞれの場所に移動します。サッカーはあさイチであるのでさっそく準備に入ります。クラスの人数的に二つ競技を掛け持ちしている人も合流して全員でウォーミングアップを始めます…?あれ、、、

じ、”12人いる!”

サッカーは人数ピッタリしかいないから休むな、て言われたはずなのに…どういうことなんですか監督!…え、「お前がここにいるのがおかしい」? え?

はい、どうやら私が間違っていたようです。いつのまにか決まられていたとき、漆黒能代は「サッカー」ではなく「卓球」に名前が書かれたらしいです。多大な迷惑をかけてしまいました。

というわけでサッカーで優勝するぞっという円陣に加わったのにも関わらず直前で卓球に移動。本当にみんなごめん。卓球は六人一チームで行われ、ダブルス三本勝負で決着をつけます。優勝するには今日連勝して決勝進出して、明日の決勝で勝つという流れができればいいな。うちのチームには卓球部の人が一人いるようなのでここは勝てるとして後に試合で一回勝てばいいのか…

負けました。卓球部の人を三戦目に満を持して出せるようにしておいたところストレート負けで初戦敗退です。明日の五位決定戦にまわります。なので今日はもう仕事終了。他の人の競技を見ていました。

二日目。昨日の失態を挽回するため、卓球部の妹に多少のコツを聞いて挑みます。そして昨日の反省をふまえペアをチェンジ。なんと卓球部の人と組むことになりました。

これは失敗できない。決めることは全く考えず、とにかく球を返すということだけに集中してプレイしました。二対二の試合が実質一対一になっていました。卓球うまい人特有の打つ瞬間時空がゆがむやつにもなんとかくらいつきこの日は二試合で二勝。しっかり仕事はできたんじゃないでしょうか。終わった後先生に「すごいがんばっとたね」と言われました。うれしい。

明白すぎる理由に失笑する民

まだ文化祭は終わりませんよ。高校生は一つの行事をとことん楽しみつくす!

文化祭の次の日の代休にクラスで打ち上げがありました。正直行くメリットをほとんど感じませんでしたが同級生とご飯食べに行くとか初めてだし一応顔出しといたほうがいいのかなと思って参加しました。お店はいろいろあるビッフェ形式のとこです。

集合場所に着くとすでについてる男子の方が何人かいました。私服だと最初よくわからなくて「おつかれさんで~す」と話しかけられてあ、おんなじクラスの人だ、と認識できました。女子はあとから集団で到着。うちのクラスの女子は20人いるんですがその20人全員来るという脅威の首席率でした。

じつはこの打ち上げ最初は女子だけで計画されており、男子がハブられているみたいなうわさが流れ、文化祭準備の際その話をすると男子もいれよう、ってことになりました。なので男子の出席率は約60%ほどでした。

大部屋に通してもらい、さっそく料理を取りに行きます。しかし、ちょっとここで問題発生。この日けっこう子連れのお客さんいまして、その中の一人の子供が唐揚げをじかにつかんで食べるということをやっていたんです。料理とる場所で。さすがに戻すということはしてないでしょうがそれを見たので他のものも触られているように思えてしまいました。そこで子供の取らなそうな野菜、豆腐、黒豆などをご飯に乗っけて食べていました。その見た目に周りからは「うわ…」と言われました。

時間の都合で途中で帰らなきゃいけない人もいるらしいので先にみんなで記念撮影。高校生してるなあと感じます。高校生となると人からの見え方を気にしだすからでしょうか、撮った写真はあきらかにカメラ写りのいい人と悪い人がいました。

ぼちぼち食べ終わってくると「二次会カラオケ行こうぜ!」という声がちらほらと。親には終わったら迎えに行くから連絡しろと言われていましたがここは行くべきか。いや誘われてないんだから帰るべきなのか。悩みながら親に「終わった」というメールの送信ボタンを押そうとしたところで「漆黒君はカラオケ来る?」と声をかけられました。(実際はもちろん本名で言われたよ)「行っていいなら行くけど…」と返すと「じゃ、来なさい」と言われたので行くことになりました。

ここで初めて知ったんですが高校生って十時までしか遊べないんですね。なかには高校生でも16歳以上じゃないと六時以降ダメ、というところもありました。なんとかまねきに入りましたが当然この大人数で一番に歌いだそうという猛者はおらず。最初はマイクどうぞどうぞ合戦でした。らちが明かないのでとりあえずみなおんでやった「小さな恋のうた」をみんなで歌い、そこからはぽつぽつと曲が入っていきました。この日実感したのは勝負曲っているな、ということです。カラオケ採点入ってたんですがみなさん当たり前のように90点台をたたき出してきます。そしてそのなかでもみんなが知ってる曲は盛り上がり知らない今日はしらける、というのがすごくはっきりしていました。

そろそろ終わりだなあ、と思っているところにやってきた店員さん。なんの用かと思っていると、ポッキーを持っていました。このカラオケ部屋代+何かしらの品ひとつを注文しないといけないシステムなのですが、いちいちみんなに聞くのがめんどくさいということで全員一番安いポッキーを注文したらしいです。ということで十数人分のポッキーがジョッキにはいって五杯分もやってきました。ラスト数分でポッキー祭り。一気に食べたので鼻血が出そうでした。

終わったら親に知らせて迎えに来てもらうつもりでしたがここでまたもや問題発生。スマホを使いすぎないように十時で自動的に電源切れるシステムにしていたせいで迎え呼べず。徒歩で帰りました。

次の日英単語テストがありましたがうちのクラスがぶっちぎり最下位でした。

その夜は快眠であった

文化祭二日目。

砂糖さんから音楽部の発表見に音楽室来てと言われていたので行く気でいましたが、直前に吹奏楽部のマイク渡しの仕事を任されてしまいました。ああ後で謝らなきゃなあ、砂糖さん気強いからどやされるかもなあ、と思いながら吹奏楽部の演奏を聞いていました。後日謝ったら全然いいよそんなこと、と笑って許してくれました。優しいね…

吹奏楽部の演奏は非常に楽しいものが多く、途中で先生たちも参加して踊っていました。

吹奏楽部が終わって急いで体育館へ行くと、部活動対抗歌合戦が始まっていました。各部活いろいろな服装とパフォーマンスで会場を沸かせます。集団でダンスする人も一人で暴れまくる一人ぼっちもいます。(すごくかっこよかった)。優勝は見事な美声でデュエットしていた放送部でした。おめでとう!

歌合戦の後はクイズ大会。全くわからない問題になぜかわかる回答者。ゲストとして参加していた教師陣も手も足も出ていませんでした。ですがオリンポス山もアポトキシン4869も答えていた回答者たちがなぜか赤塚不二夫だけは知らなかったのは解せない。まんが道好きとしてはちょっとショックでした。

さあそして再びやってきました。みなおん。昨日は生徒向けでしたが今日は一般向け。保護者さんや過去の卒業生、他校の友達や、あと普通に来た人たちなど幅広いお客さん層です。運動部みたいな大きな歓声を送ってくれる人がいないので昨日ほどは盛り上がらないかなと思っていましたが、いました、救世主が。昨日大会があったので休んでいたラグビーの皆さんが応援に駆けつけてくれました。mcのあおりにも毎回ノッテくれて昨日にひけをとらない熱気でした。ペンライトの代わりにカメラを構える親御さんたち。それにこたえるように見事な演奏を決める若者たち。自分を生んでくれたファンに最高にカッコいい姿を見せます。昨日の失敗してしまったところもしっかりカバーして一時間弱の晴れ舞台を走り切りました。

あとから聞いたんですがこのみなおんに来ていた中学生の子が出演していた男子のあまりのかっこよさに一目惚れしわが高校への入学を決めたそうです。う~んわかるよその気持ち、受験ガンバレ!

すべてのプログラムが終了し、今年の文化祭は幕を閉じました。終わったとたんに急に疲れを感じ片づけの作業がなかなか進みませんでした。今まで文化祭は漫画やアニメの影響でなんとなく楽しそうだとは思っていましたが実際、ここまで楽しいものだとは。漫画やアニメの主人公がなんで高校生が多いのかちょっとわかった気がします。

輝く姿を背後から

文化祭当日。土日の二日間にわたって行われます。

PA係は朝から登校して機材の設置。本番なので業者の方が来ていて、プロの手際の良さに驚かされました。音確認の際マイクは絶対に叩くなとPA係の長には言われていたのですがプロはゴスンゴスン叩いていました。

設置が終わったころちょうど生徒たちが講堂に集まってきて、開会式が行われました。

さあこっからは自由に文化祭を楽しめる時間。(普通の生徒は)PAはステージの音量チェックがあるため自由行動とはいかず、結局この年、各教室でやっていた展示をみることはなかったです。でも裏方の仕事は楽しかったで問題ない。

パンフレットに載ってあった時間割を見たところすぐ三年の劇が始まりそうだったので見に行きました。一般の方や、先生もけっこうたくさんいて文化祭を楽しんでました。うちの担任の先生もたこ焼き片手に「おお、頑張っとんな!」と言って通り過ぎていきました。劇を見るために適当に座った席の左横に重鎮っぽい人が座ってきて劇が終わったと「今のストーリーについて、君はどう思った?」と急に意見を聞いてきました。とりあえず、よかったと思いますと返すと首をかしげながら「俺はちょっとわからんかったけどなあ…」と言っていました。ええええ

劇が終わった後は砂糖さんのいる音楽部の発表を見ました。男子部員が枯渇していて会うたびに音楽部どう?と言ってくるのですがいつも断ってます。後ろめたいのでちょっとしゃがみ気味に前方の席で見ていましたがバッチリ気づかれていました。合唱は一年生もまったく劣ったところはなくとても完成度が高かったです。

その後体育館に移動すると次は生徒の個人発表でした。パンフレットにはライブをやると書いていました。個人発表って演者の知り合いじゃないと来ないよな、お客さん少ないかもと思っていましたがさっきの音楽部のときよりも多いくらいの人が集まってきました。どんな人気者がやるんだと思ってふと見ると、PA係の二年の人が着替えており、「じゃあ行ってくるわ」とか言って仲間とともにステージで歌いだしました。あんたかーい!文化祭のいいところはいい意味で何をすれば盛り上がるかがわかりやすいところ。マイクをみんなに向けたり光るなにかをもってオタ芸をしたりして熱気があふれていました。途中で使用済みの光る奴がPAの待機場所に飛んできたので客席の最前列の人に渡すと喜んで振り回していました。

合間に昼食。演劇部がやっているステージの左上にあるPA室に音を立てないように入っていき音を立てないようにご飯を食べます。が、お母さんが気を利かせてのりをあとから巻くタイプのおにぎりを作ってきたので食べるたびに「バリッ」という音がしました。演劇部の方、邪魔しちゃってたらすみません。

終わったら午後のステージ。なんとeスポーツが行われるらしいです。すごく面白そうですがPA係は場所の関係で何も見えず。優勝者決定のあとエキシビジョンマッチとして教師チームが現れて盛り上がっていました。教師チーム、頑張って練習したらしいですがコテンパンにされていました。繊細なスマッシュは一朝一夕ではできぬ…

eスポーツのあとは本校初、ファッションショーです。ほんとなんでもやるなこの学校。体育館にランウェイのようなものが設置され、音楽がなるとオシャレな服を着た人が入ってきて歓声を浴びてました。服装は多種多様でカップルが三味線とセンスもって和服で出てきたり、メイド服着て体育館が揺れるほどの盛り上がりを見せた男子生徒もいました。最後に全員集合して立っていたときは個性がぶつかり合ってなんじゃこりゃと思いました。

これで一日目のプログラムは全部終了…と思ったか!

はい最大のイベント「みなおん」があります。講堂に入りきらないので一日目は生徒、二日目は保護者のためにやるらしいです。

一年のPA係はライブ中はマイクの上げ下げをするために舞台袖に待機します。そこでお客さんが来る前に出演する人たちで円陣を組んでいました。それを近くで見ていると光栄にも動画で撮影してくれと言われたので、スマホでしっかり撮影しました。白畑さんとグータッチ。がんばれ~。

お客さんにはペンライトが配られ、上から見るとそれは鮮やかでした。

mcの人がちょいちょいボケるんですがリハーサルのときはこれで大丈夫なのかな、と正直思っていました。でも本番では運動部の人たちが妙にノッてくれて、もう何言って「ワー!」って言ってくれるので助かりました。

今回はあまり曲については振れませんが「ultra soul」のヘイ!がとんでもない熱狂を包まれたとは言っておく。あとゴールデンボンバー好きなので女々しくてあってうれしかった。(もう一度!ハイ!)もすごく盛り上がった。

ライブは大成功だったのでないでしょうか。「俺来年ボーカルで出ようかな~」と言ってる人もいました。熱気というのがこんなに気持ちいものだとは知りませんでした。

PA係はライブ終わった後も片づけで七時くらいまで残っていました。でもライブの楽しさが残っていて、あまり疲れは感じませんでした。さあ、明日も頑張ろう!