漆黒 能代 sikkokunosiro’s diary

主に思い出を書いています。いつか現在に追いつきます。

一年が人生のナン分の一かが変わる日。

今日は学童の誕生日会。

その月の誕生日の人が主役となりみんなでケーキを食べて祝います。

季節によってはアイスやプリンも出てきます。

ケーキが食べれない人はうまい棒とかオットットなどのおやつを食べます。

ケーキは種類が豊富でだいたいチョコが人気なのですがなぜか七月生まれにはチーズケーキが人気で自分がケーキをとる順番になったころには完売しています。

今回はそもそも誕生日の人が少ないのでケーキは全種類残っていました。

先月は十人くらいいたのに今月は休みも重なり三人しかいませんでした。

ジュース配り。

炭酸はファンタオレンジとファンタグレープ、そしてコーラがありましたが炭酸が飲めないので選択の余地はありません。ヨーグルッペです。

隣にいた武志君も炭酸が飲めないらしくヨーグルッペを手にしていました。

皆で食べる前に誕生日の人への質問タイムがあります。

だいたいの人は「好きな色は?」とか「将来の夢は?」とか普通の質問をするんですがたまに「板垣退助の家に忍び込めたら何をしますか?」とかいうことを聞くような人がいます。うーん、洗面所に髭剃りを置いてあげることかな。

そもそも六年生以外は板垣退助を知らないと思いますが…。

そして誕生日の歌を歌った後誕生日の人が「いただきます」を言います。

本当は誕生日の人全員で言うのに人数が少ないのとそれぞれがたがいにまかせてあまり声を出してないので聞こえない。「いただき……(ボソボソ)」

先生にやり直しを食らう。「いただき……(ボソボソ)」

またもややり直し。

男の子一人だけ頑張ってるのにあとの女子一人が仕事をしようとしない。

「せ、せーの、いただき……(ボソボソ)」

先生も一人奮闘した頑張りに免じて許してくれた。

たぶんケーキがおいしく感じなかっただろうな……。