漆黒 能代 sikkokunosiro’s diary

主に思い出を書いています。いつか現在に追いつきます。

棲み分けが成功した種族は安泰

誕生日が刻々と迫ってきている…(11月)それと同時にちょっと気になっていることが頭をよぎります。

数か月前のある日。ある女子に突然「誕生日いつ?」と聞かれたので答えると「マジか…」と言って離れていきました。なにが「マジか」なんだ?その日になにか問題が?強いて言えば学校の創立記念日と同じ日ということくらいだけど。そもそもなんで、今誕生日聞いたんだろう。疑問点が多すぎます。

その件からしばらくたって忘れかけていたとき、また同じ人から「誕生日11月だったよね」と聞かれました。そうだけど、と答えてその場は終わったもののやはりなんでそんなことを聞いてくるのか、気になる…!とても気になる。

それ以降も二回ほど聞かれ、何なのと思いつつも会話能力の欠如により話が終わってから頭が回りだす日々。そして誕生日の二週間ほど前、ようやく気づいた。

「ねえ、好きな色何?」や「シャーペンって持ってる?」と聞いてきた。そうか、この人、誕生日プレゼントを用意しようとしているのか!あんまりかかわったことないのにそんなことしてくれるとは、ありがたいなあ。

誕生日当日。

まあ確定ではないので気持ちを落ち着かせていつも通りに登校。教室に入ってロッカーに帽子を置こうとしていると、話しかけられ、プレゼントをくれました。シャーペンとジョーズの小物入れでした。USJにでも行ったのかなあ。大事に使わせていただきますと言って、席に着きました。

貰ったものを並べてちょっと悩む。小物入れは、いざってときのために絆創膏とか入れとくとして、シャーペン…どないしようか。使いどころがない、というわけではないではない、むしろ使いどころしかない。…しかしそこが問題である。今までお世話になってきた鉛筆。そう、鉛筆には悪いがシャーペンは鉛筆の完全上位互換。シャーペンが現れた今鉛筆に出番がやってくることはなくなるだろう。その際生まれる鉛筆を裏切った罪悪感はつきまとってしまう。

というわけでシャーペンはテストや署名の時の大事な場面用、鉛筆はノートや落書きの時の努力用、として使うことにしました。

シャーペン君、これからよろしく。あ、ジョーズもね。