漆黒 能代 sikkokunosiro’s diary

主に思い出を書いています。いつか現在に追いつきます。

力をつくせりゃそれで成功

今日はいよいよ、受験です。

小学二年生から五年間通っていた塾。最初は周りに追いつくためでしたがいつのまにか受験が目標にされてしまっていました。しかし友達の遊びの誘いを断ってまで勉強したので、なんとか合格したいです。

さあ、受験会場につきました。ちょっと心配していたのが会場に来てもどの席かわからずあたふたしてしまうんじゃないかということです。予想通りあたふたしましたが、中学生の人たちが優しく案内してくれました。

教室の中は殺伐としていて、みんな目からビームでもだしそうな顔をしながら教科書を読んでいました。模擬テストは何回か受けていたんですけどそのときとは雰囲気がちがって周りの人の本気度が感じられました。

国語はあんまり勉強してなかったんですがそこそこできたと思います。算数は三問は確実に外しちゃいましたね。1から15までの数全部かけたら0がいくつあるかという問題で、本当は因数分解を使うらしいですが無理やり全部かけて解きました。次の問題で1から150まで全部かけるのがきてあきらめました。

よく覚えてないけどたしかここらへんで弁当。中身は特にいつもと変わりませんでしたが受験生のミカタのキットカットが入っていました。そのキットカットの袋に

「かんぴょうは栃木県」

と書いていて「ふお」(うまく言葉にあらわせないけどこんな感じ)と思いました。これ問題にでるといいなあ

さあそして社会です。かんぴょうこい、かんぴょうこいと思ってましたが結局こなかったですね。非常に微妙な手ごたえのまま終わってしまいました。理科も同じく目を強めにつむってしまう終わり方でした。その日はそのまま帰宅。

数週間後、結果が返ってくる日がきました。学校は普通にあったので行って、結果はおばあちゃんが受け取ることになっていました。その日の三時間目の授業終わり、担任の先生に職員室の前に行けと言われたのでなんだろうなあと思いながら行きました。するとそこにはおばあちゃんが合格証をにぎりしめて立っていました。なんと合格したことを伝えるためにわざわざ学校に来てくれたんです。そこで「よかったねえ、がんばったねえ」と言ってすごくよろこんでくれて、必死に勉強してよかったなあと思いました。

これからも期待を裏切らないように精一杯やるぞ!

エイ、エイ、オー!