漆黒 能代 sikkokunosiro’s diary

主に思い出を書いています。いつか現在に追いつきます。

我に逆らえば貴様らの鼓膜を破壊する

わが高校では一人一つ係に入ることになっています。

そこで選択したのは何をするんだろうと気になった「PA係」。音響担当と書いてありましたがそれではよくわからぬ。

数日後、PA係の集まりがありました。一クラスに何人とかは決まっておらずやりたい人がやるものなので二人いるクラスもあれば誰もPA係になってないクラスもあります。今年の一年は例年に比べて多いらしく八人。中学のとき合唱部で一緒だった砂糖さんもいました。

係の説明。始業式や閉会式などの講堂行事から体育大会や文化祭などの大イベントまで、とにかくスピーカーやマイクを使うときにその機材を設置したり音量を調節したりする仕事らしいです。地味だけどとても重要。とくに文化祭と体育大会は社畜になるらしいです。

初仕事は薬物依存とスマホ依存は気をつけようの授業。普通の人は講堂で席に座って話を聞きますが、PA係の人はその講堂の前方のステージ、の左上らへんにある「PA室」で様子を見ながら音量調節をしていきます。一人が行動のわきにある二階で上から音を聞き、大きすぎる、小さすぎるを中継係に伝える、中継係が目盛りをいじってる人に指示をだして音量が調節されます。最初なので三学年全員が集まってPA室には二十人くらいいてギチギチでしたが仕事内容自体は三人で足りる量です。じゃあ、ほかの暇な人は何をしているかというと、ほとんど遊んでます。光が漏れないようにPAの明かりは消してあり、本は読めませんが先生に見つからなければスマホを使っていいというゆるさ。しばらくスマホで麻雀をしていましたが目が疲れてきたなあ。ふと机の上を見るとなぜかそこには双眼鏡が。PA室にある小窓から講堂の様子を見るため使うものらしいですがかなり倍率が高く、生徒一人一人の顔がしっかり見えます。こんなおもちゃを与えたら男の子たちははしゃがずにはいられない。一年男子が「先生の話し中寝ている人を探すゲーム」をしていました。一度借してもらって見ましたが、上から見ると四分の一くらいの人が首が折れててkoされておりこれで話す先生の心強いなと思いました。

そんなこんなでまだたいしたことやってないPA係。次は社畜になると言われた文化祭編です。乞うご期待。