漆黒 能代 sikkokunosiro’s diary

主に思い出を書いています。いつか現在に追いつきます。

魚は僕らを待っていない……ようだ

今日は魚釣りにきました。

一年前くらい前に来たときは全く魚が釣れなくて散々だったので今回はリベンジにきました。

一本釣りではなく餌に似せた針がいっぱい付いているサビキという方法で大量ゲットを狙います。かごに餌を入れて海に投げ、ひたすら待ちます。

二十分後。

・・・全く釣れない。なんどか撒き餌してみますが、餌が海と同化していくだけ。

とりあえず家族で釣り番を交代しながら辛抱強く待ちます。

その二十分後。

まーだーかーなー? 本当に釣れない。一度だけすごく巨大な魚が通りましたが対応した釣り方ではないので見送ることしかできませんでした。もうちょっと待って進展がなかったら帰ろうかな。

さらに二十分後。

魚さんお願いだからでてきてください。こちとらそんなに気が長くないからね。海に飛び込んで住処を荒らしにいってもいいんですよ。

そして十分後。

釣れないのでそろそろ帰ろうかとしていると妹の持っていた釣り竿が急にしなりだした。あわててリールを巻きあげると五個ある針のうちの一つに魚が食いついていました。苦節七十分。やっと一匹とれたー!

そして再び餌を詰め、針を海に入れるとすぐにヒット。

今度は一度に二匹もつれた。その後はまさに入れ食い状態で針が指に突き刺さりながらも一時間も楽しみました。

釣り上げた魚はバケツがないのでビニール袋に水と魚を入れて冷やしながら帰りました。途中で何度もビニール袋が破れて大変でした。

台所で魚を数えてみるとなんと六十三匹。包丁でぜいごを取って一匹ずつえらに指を突っ込み内臓を引き抜きます。油で揚げておいしくいただきました。

正直、魚はおいしかったけど釣れるまでのイライラと内臓を引き抜くときに手に移った魚臭さがあったので海での釣りはしばらくいいかな。次は川釣りをやってみたいです。