漆黒 能代 sikkokunosiro’s diary

主に思い出を書いています。いつか現在に追いつきます。

正当なストーキング

新型cウィルスによる長い休校が終わり、やっと中学デビューです。人生で初めて学校に行きたいなと思っていました。

初登校前日の夜。

祖母「あした一人で学校行けるの?よかったら送ってっちゃろうか?」

自分「いや、昨日道調べたから大丈夫だよ」

祖母「もしなんかあったときのために携帯持ってきいよ」

自分「校則でダメってなってる。心配しなくても登校くらいできるよ」

そして現在。

んんんどこなんですかここ?

完全に迷った。うどん屋さんを目印に左に曲がるって思ってたけど、なかなかうどん屋さんが見えない。不安になって引き返して別ルートを行きます。なんとなくで決めた方向に歩きだし、学校があることを願います。しかし不安を通り越して恐怖が出てきて、足を止めてしまいました。もういっそ帰ってしまおうかと思ったそのときふと同じような制服を着ている人を発見。というかどうみても同じ制服。これを逃してはならん!と思ったのでその人についていくことにしました。もしかしたら怖がらせたかもしれませんが許してほしいです。

しばらく張り付いているとバス停で止まりました。ぬう、バスに乗られるとまずい。お金を持ってないから尾行できない。しかしここはなりふりかまってられない状況。ターゲットがバスに乗ったことを確認したあと、全力ダッシュで追いかけます。

意外にも置いてかれることはなくゼイゼイいいながら学校の姿が見えるところまで行けました。

こうなったらこっちのものです。遅刻ギリギリになってしまいましたがなんとか校舎にゴールイン。一日目から怒られることにはならずにすみました。

結局その日は授業はなく学活だけで帰りました(帰りはすんなり帰れた)

明日もミスなく終われるといいなあ。